ごあいさつ

アラビア半島東端に位置するオマーンは、昔ながらの文化や風習が残り、今も古き良きアラブの空気が漂います。

首都マスカットの西240㎞にあるソハールは海のシルクロードの中継地として栄えたことでも知られています。

奈良もまた、陸と海のシルクロードの終着点と呼ばれており、国際色豊かな文化を取り入れ、日本独自の文化発展していきました。

聖武天皇に献上された世界に唯一残る古代の五弦琵琶の原型であるといわれている正倉院宝物「螺鈿紫檀五弦琵琶」の原型はアラビアの代表的民族楽器のウードであると考えられています。この琵琶の表面には、ラクダに乗り琵琶を奏でるアラビア人の姿やオマーンを代表する植物であるナツメヤシの樹が螺鈿で描かれるなど、当時からアラビアとの交流が活発であったことが伺えます。この他にも様々な共通点を見つけることができ、奈良とオマーンは、歴史や文化においてとても近い国だと感じています。

2010年、有志が集まり「日本とオマーンの新しいシルクロード」構築を目指そうと、「奈良オマーン友好協会」うぃ任意団体として発足させ、2017年6月には、更に活動を発展させようとNPO法人化いたしました。

今後、オマーンとの文化交流に拡く永く貢献できるように努めて参りたいと考えております。

 

NPO法人 奈良オマーン友好協会
理事長  砥綿 千恵


役員


 

理事長

砥綿 千恵

理 事

市本 貴志

猪熊 裕行

岡村 猛

上林 久美子

中尾 義永

中井 信一

花井 正明

増井 義久

保田 宏実

米倉 卓也

(令和5年4月1日現在)

監 事

野口 泰弘


 

顧 問

植村 佳史


特別顧問

参議院議員 佐藤 啓

特別顧問

天理市長  並河 健