【オマーン滞在】
NPO法人 奈良オマーン友好協会 理事 米倉 卓也
マスカットフェスティバルへの出展は、今回のオマーン渡航では残念ながら叶わなかったですが、大使館公邸での夕食会は前回にも増して素敵で大使をはじめ大使館の皆さんが暖かく出迎えてくれて素晴らしい時間を過ごす事ができました。大使も自身の出身地に重ねて、オマーンの人々は素直で陽気なところが関西人気質に似ているところがあり、好感を抱いての赴任と言う事でした。友好協会を通して彼らオマーンの友人達に持っている我々の感情もまた同じで、今後も気取らずにお付き合いできる相手である事が再認識できました。特に大使館公邸では、2025大阪万博のオマーンパビリオンのプレゼンを準備していたので緊張しましたが、心地よく説明でき、充実した時間になりました。来年のドバイ万博以後のリアクションも楽しみになりました。
スワーダ女史とは、久振りの顔合わせでしたが、そのセッティングは素晴らしく、いい距離感を保ちながら、今後の友好協会の活動にも好影響を与えてくれたらいいと思いました。観光については、多少知識もあったので、気楽に過ごす事ができました。日本から持参の複数の文庫本も読む時間がないくらい、オマーンの友人たちの企画は夜まで盛りだくさんで、次の段取りをなかなか教えてくれない行動は身体に応えましたが、20・30も年の違う我々に合わせてくれたおもてなしは、オマーンをさらに満喫させてくれました。これらの企画は、年齢差による感覚の違いは仕方ないと思いつつも、奈良オマーン友好協会の会員拡大も30~40才ぐらいを早急にしないと、オマーンの友人達との年齢ギャップを補えないと思いました。また、オマーンにまだ渡航されてない理事や会員の方にもオマーンの気候や文化に直接ふれて、ぜひ自分の五感で体験されることを望みます。